コロナ前はどうしたら幸せになれるんだろうと考えていた
私がコロナ騒動の中で感じ、収束後も忘れたくないと思うのは、日常生活がいかに幸せ
かということです。この気付きは、楽しい大学生活、豊かな人生を送るために重要になっ
てくると思います。
私は物心ついた時から、「幸せってなんだろう」とか、「どうしたら幸せになれるだ
ろう」ということをよく考えていました。そして最近、幸福度は環境ではなく考え方に
よって決まると信じるようになりました。同じ環境にいても、辛いこと、楽しいこと、
どこに注目するかによって見方が変わってくるし、身の回りにある幸せに気付けることが幸せになる1番の近道だと思います。コロナ騒動での経験は、まさにそれを感じさせてくれました。
最近になってようやく、外食をしたり、友達と勉強を教え合ったり、ということができるようになりました。私は今これらをとても幸せに感じます。それは、コロナ騒動があったからこそだと思います。友達も出来ないままに一人暮らしが始まり、勉強や苦手なパソコン操作に苦戦し、毎日孤独で仕方ありませんでした。その中で、友達と交流できること、美味しいご飯を食べに行けること、家族に会えること、といった、それまで当たり前に感じていたことがいかに恵まれたことか、気付けました。騒動がなく普通に大学生活が始まって、当たり前に友達と交流していれば、この幸せに気付かずに過ごしていたのではないかと思います。
もちろん日頃から、それらが恵まれたことであると思ってはいました。しかし改めて考えてみると、わかっていなかったなと思います。また、実際に経験せずには分かり得なかったものだと思います。テストや課題に追われる今、辛さもありますが、友達と勉強を教え合える喜びが勝り、乗り越えられています。このような日常にある幸せの存在を忘れてしまうと、辛いことばかりに目が行き、ストレスに押しつぶされてしまうと思います。だから、日常に楽しみ・喜びを見出せるように、コロナ騒動中に感じたことを記憶に留めておきたいです。