​アフターコロナに残したいこと

常識やモラルは変化する 

 

　私がコロナ収束後も忘れたくないことは、人は不安に駆られると平常心を保てなく

なってしまうということである。具体的には、マスクや消毒液が盗まれたことや人に

対する差別や暴力などである。普段であれば盗みや差別、暴力はしてはならないこと

であるとわかっているのに不安からそのような行動をとってしまうのだと

コロナウイルスのパンデミック化の中で気づいた。どうして、この経験を忘れては

ならないのかというと、私たちは普段常識やモラルは変わることはないと思い込んでいる節があるからだ。

　しかし今回の事件などから、状況によって常識やモラルは変化するということは大いにありうるという

ことを学んだ。「今は不安によって常識が変わっているかもしれない」などという第三者的目線で冷静な判断ができるようになっていくことが必要である。