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無警戒でパンデミックになった失敗を、忘れたくない 

 

私がコロナ収束後のも忘れたくないことは、感染症の恐怖とそれに対する警戒心で

ある。コロナが流行し始めた時、私は全くと言っていいほど警戒も恐怖も感じていな

かった。どうせ日本とは関係ない、自分には絶対感染しないとまで考えていた。実際

にメディアでも取り上げられてはいたものの、インフルエンザよりも症状が軽い、感

染力は弱いとされ危険視されてはいなかった。こうした経緯もあって、日本人の多く

が私のようにコロナウイルスを楽観視して、無警戒のまま時間をすごしていた

のではないだろうか。そしていざコロナウイルスが日本に上陸すると日本中が混乱に

陥り、多くの感染者、死亡者がでる結果となってしまった。こうしたコロナウイルス被害の拡大は、私たちの無警戒さや油断によって生まれてしまった。もしコロナ初期にこの感染症に対する危機感を皆が共有し、行動できていれば、感染者や死亡者も、最小限におさえられていただろう。これから数10年後、100年後、あるいは1000年後にまた今回ようなパンデミックが起こるだろう。いつかの未来でパンデミックが起きた時に、被害を最小限に抑えるためにも、私たちが無警戒でパンデミックに直面して失敗してしまった経験を忘れずに残し、未来の人たちに感染症に対する警戒心を持ってほしいと私は考える。 

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